ナノ・生体材料研究棟完成

2004.03.10


NIMSにおけるナノテク研究と生体材料研究の拠点として平成14年10月より建設が始まった「ナノ・生体材料研究棟」が、平成16年2月に完成しました。

「ナノ・生体材料研究棟 (写真左) 、東面 (写真右)」の画像

ナノ・生体材料研究棟 (写真左) 、東面 (写真右)



建物は、地上5階建 (高さ約30m) で実験室面積が4,928m2、研究居室面積が1,958m2となっており、クリーンルームやナノ・バイオデバイスを作製することを目的としたファウンドリーなどが設置され、約200名の研究関係者が研究業務に従事することになります。

また、4階の一部と5階は、若手国際研究拠点 (ICYS) に集まる世界各国の優秀な若手研究者が独創的な研究を積極的に進められるよう個室の研究室を設置した専用エリアとなっています。

ナノ・生体材料研究棟の概要

建物名称 :
ナノ・生体材料研究棟
建物場所 :
茨城県つくば市並木1丁目1番地 (並木地区)
総工費 :
約65億円
建築面積 :
2,791m2
延床面積 :
12,934m2
構造及び規模 :
鉄骨鉄筋コンクリート造 地上5階建 高さ30m
竣工日 :
平成16年2月20日
特徴 :
  • 実験室面積 4,928m2
  • 研究居室面積 1,958m2
  • 5F実験室フロア2重床
  • 研究居室OAフロア
  • 床荷重 1F・2F実験室 1,000kg/m2
  • その他の実験室および居室 500kg/m2
  • クリーンルーム クラス 1,000 1室 (83m2)
  • クリーンルーム クラス10,000 6室 (928m2)
  • P2関連実験室 3室 (249m2)
  • ガス集中配管設備 (N2ガス、Arガス) 、液取り用CE