タイのMTECとMOUを調印

2006.11.17


平成18年11月17日、材料信頼性センター腐食研究グループは、タイの金属・材料技術研究所National Metal and Materials Technology Center (MTEC) とMOUを調印しました。

「右から Prof. Siriluck (MTEC) 、篠原グループリーダー (NIMS) 、 Dr. Paritud (MTEC長官)  、岸理事長 (NIMS) 、北川理事 (NIMS) 、野田理事 (NIMS) 、秋山主任研究員 (NIMS)」の画像

右から Prof. Siriluck (MTEC) 、篠原グループリーダー (NIMS) 、 Dr. Paritud (MTEC長官) 、岸理事長 (NIMS) 、北川理事 (NIMS) 、野田理事 (NIMS) 、秋山主任研究員 (NIMS)



MTECは金属・材料の研究開発を支援する組織として1986年に設立され、タイ国家技術開発機構 the National Science and Technology Development Agency (NSTDA) の設立に伴い、1991年にNSTDAの一部門となりました。MTECは金属材料、セラミックス、高分子材料、生体材料などを中心として、材料研究分野において幅広い研究開発を行っています。

調印式の後、MTEC長官Dr. Paritudは岸理事長と今後の両機関の連携などについてご懇談されました。金属の腐食におよぼす環境の影響に関する研究を手始めに、両機関は金属・材料の分野において研究者の交流、研究情報の交換、共同研究などを積極的に推進する予定です。