NIMS岸理事長がBarkhausen award 2007を受賞

2007.12.07


NIMS理事長の岸 輝雄が、Barkhausen award 2007を受賞し、その授与式が去る12月7日、ドイツのフラウンホーファー研究機構の非破壊試験研究所で行われました。

「受賞に際し主催者と握手を交わす岸理事長」の画像

受賞に際し主催者と握手を交わす岸理事長



バルクハウゼン効果を見出したProf. Heinrich Barkhausenは、日本からも多くの研究者が学んだドイツの著名な物理学者で、その名を冠する本賞は、物理学、材料科学、電気工学の分野を融合し、かつ卓越した研究に対して贈られます。

この度の受賞は、岸理事長が東京大学で注力してきた研究「アコースティックエミッションの逆問題解析を利用した材料非破壊評価法の開発とその実用化」が評価されたものです。

授与式は弦楽器の調べで幕を開け、賞の内容と岸理事長の略歴についての説明の後、記念品と賞金が贈呈されました。その後、岸理事長自らが研究内容について40分間の記念講演を行うとともに、講演の最後には多くの聴衆の前でNIMSの紹介も行いました。