第6回 日英米ナノテクノロジー学生サマースクールを開催

2009.07.27-29
(2009.08.01 更新)


平成21年7月27日から7月31日まで、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) において、第6回日英米ナノテクノロジー学生サマースクールが開催されました。

「写真: UCLAカリフォルニアナノシステム研究所にて」の画像

写真: UCLAカリフォルニアナノシステム研究所にて



UCLAからはカリフォルニアナノシステム研究所 (CNSI) で研究を行っている学生10名、英国ケンブリッジ大学からはナノサイエンスセンターで研究を行っている学生9名、物質・材料研究機構からは機構内で博士課程研究を行う学生10名が参加し、各自の最新の研究成果を発表しました。

総勢29名の学生は、物理・化学、金属、半導体、高分子・生体分子、生物学に至る広い分野をカバーしており、発表後の質疑応答時間だけではなく、休憩時間やレクレーションの時間にも活発な討論や共同研究の可能性に関する議論を促すように工夫された5日間の濃密なプログラムによって、視野を広く持ち国際的な研究を行うことの重要性を学びました。

本スクールは、平成16年度からNIMSとケンブリッジ大学の2機関で始まり、平成20年度の第5回からUCLA/CNSIが加わって3機関でのスクールを実施している。今回の第6回に参加した学生は、最先端ナノテクノロジーに関する知識を深めた一方、ビーチバレー日英米対抗試合、UCLA学生主催フェスタなどを通じてそれぞれの文化に触れ、親交を深めた。第7回は来夏にケンブリッジ大学ナノサイエンスセンターで開催する予定です。