イタリア・パドヴァ大学とMOUを調印

2009.09.01


平成21年9月1日、NIMS量子ビームセンター とイタリアのパドヴァ大学は「先端ビーム技術による機能的な光学ナノ材料の研究開発」に関するMOUを調印しました。

「写真前左から、量子ビームセンターイオンビームグループ 武田良彦主席研究員、パドヴァ大学Giovanni Mattei教授」の画像

写真前左から、量子ビームセンターイオンビームグループ 武田良彦主席研究員、パドヴァ大学Giovanni Mattei教授



これにより、独自技術を生かしたナノ粒子構造制御とナノ光物性評価による機能的なナノ光学材料 (巨大非線形現象の発現、ナノ光スイッチ応用等) の研究開発を行います。

昨年9月にドイツのドレスデンで開催されたIBMM 2008 国際会議において共同研究が提案され、以降協議を重ねてきました。将来的には大学院課程の幅広い連携も視野に入れています。パドヴァ大学は、1222 年に創立したイタリアで2番目に古く、かつてはコペルニクスが学び、ガリレオ、ダンテが教鞭を執った大学です