第10回NIMSフォーラム 開催報告
節目の第10回目は、盛況の中幕を閉じる
2010.10.20
(2010.10.29 更新)
平成22年10月20日 (水) 、東京国際フォーラムにて「第10回 NIMSフォーラム」が開催されました。平成13年のNIMS設立以来、毎年開催している本展示会も、今回で節目となる10回目を迎え、第9回の「社会ニーズに応える物質・材料研究」というテーマをさらに推し進めた内容で、多くの来場者に好評を博しました。
開会挨拶・オーラルセッション
NIMS潮田資勝理事長による開会挨拶と、文部科学省研究振興局の倉持隆雄局長による来賓挨拶に続いて、NIMS各センター長による最新研究動向の口頭発表や、ナノ材料科学研究拠点や国際ナノアーキテクトニクス研究拠点MANAの最新動向、産独連携の活動についても紹介されました。
ポスターセッション
ポスター発表では「次世代電池・発電材料」「環境再生・資源利用」「次世代半導体」など、13のカテゴリで92の発表が行われました。レアアースのひとつ、ジスプロシウムを使用しない永久磁石開発や、可視光で高活性なリン酸銀光触媒、グラフェンを用いた基本ロジック素子作製など、主要研究成果を多数紹介し、多くの来場者の注目を集めました。