nano tech 2011 出展報告
国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
2011.02.16 - 18
(2011.04.14 更新)
平成23年2月16日~18日、NIMSは東京ビッグサイトにおいて開催された「nano tech 2011国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」に出展しました。
この展示会は、ナノテクに関するシーズとニーズをつなぐ新事業創出の場として海外からも多数の機関が参加する国内外最大規模のナノテク展示会で、同時開催の9展示会に共通するテーマは、昨年に引き続いて「グリーンナノテクノロジー 10-9がつくる環境力」となり、環境調和社会実現、また新産業創出の礎として期待される、ナノテクノロジーを利用した環境負荷低減技術を前面に出したものとなりました。こうしたナノテク市場への高い関心に伴い、本年度の来場者数は、同時開催されたナノ関連の展示会を合わせ会期中延べ46,502名となりました。
3機関と連携した大型ブース展示と元素戦略の講演
NIMSは、ナノテクノロジー・ネットワーク、筑波大学およびつくばイノベーションアリーナ (TIA) と連携したブースを構え、大型機器を展示したLED照明用のサイアロン蛍光体、生体模倣材料研究やMANA、GREENの拠点成果をはじめ環境・エネルギー関連テーマを含む研究・技術シーズ30点の研究展示のほか、研究拠点の概要紹介、研究者によるミニ講演などを行いました。
また、展示会特別シンポジウムでは、新構造材料センターの津﨑 兼彰センター長が「NIMSにおける元素戦略 : 元素戦略・構造材料・ナノテクノロジー」の講演を行いました。
また、展示会特別シンポジウムでは、新構造材料センターの津﨑 兼彰センター長が「NIMSにおける元素戦略 : 元素戦略・構造材料・ナノテクノロジー」の講演を行いました。
多くの来賓がNIMSブースを訪問
NIMSブースには、笹木 竜三文部科学副大臣、林 久美子 文部科学大臣政務官、川端 達夫 衆議院議員 (民主党ナノテクノロジー推進議員連盟会長) 、谷垣 禎一 衆議院議員 (自由民主党ナノテクノロジー推進議員連盟会長) 、林 芳正 衆議院議員 (自由民主党ナノテクノロジー推進議員連盟事務局長) 、ヴィラチャイ タイ国科学技術大臣、森口 泰孝 文部科学審議官、奥村 直樹 総合科学技術会議議員、高橋 恭平 昭和電工株式会社代表取締役会長 (ナノテクノロジービジネス推進協議会会長、西田 厚聰 株式会社東芝取締役会長らが視察に訪れ、多くの来場者の関心を集めました。