第12回NIMSフォーラム 開催報告
2012.10.25
(2012.11.02 更新)
平成24年10月25日 (木) 、独立行政法人物質・材料研究機構 (NIMS) は、東京・国際フォーラム (有楽町) にて、第12回NIMSフォーラムを開催しました。
このイベントはNIMSの最新研究成果を内外へ広くアピールすることを目的として、NIMS設立以来毎年行われています。今年は「環境・資源・エネルギー問題の打開に向けて」をテーマとして、540名の参加者にご来場頂き、好評を博しました。
開会挨拶・オーラルセッション
オーラルセッションでは潮田資勝NIMS理事長の挨拶に続き、文部科学省森本浩一審議官 (研究振興局担当) がNIMSの役割、期待されるところなどを述べられました。その後、NIMSの各部門や各拠点、センターなどの現況と将来像をそれぞれ部門長、拠点長から紹介されました。午後には研究トピックスとして、最新の研究成果から特に選ばれた4研究がそれぞれの研究者によって紹介されました。
ポスターセッション・ミニ講演
ポスターセッションでは64のポスターによる研究紹介が一堂に集まり、それぞれのポスターの前では興味を持った一般の参加者と研究者が内容について議論していました。ポスターセッションの会場奥では小さな講演台が用意され、ミニ講演としてポスター発表者から選ばれた9つの研究発表が行われました。
ポスドクによるポスター発表
今年の新たな試みとして次世代の研究者育成に力を入れるため、ポスドクによるポスター発表7件も行われました。このポスドク発表は潮田理事長、室町理事、曽根理事により審査が行われ、ポスドク研究成果ポスター賞が3名に送られました。
ポスドク研究ポスター受賞者
SANG Liwen (ICYS-MANA) 「InGaN系光·電変換デバイス - 太陽電池とUVA光検出器」
井上 元基 (生体機能材料ユニット 複合化生体材料グループ) 「再狭窄ゼロを目指した薬剤溶出性ステント」
佐藤 敬 (高分子材料ユニット 電子機能材料グループ) 「空気中の物質を敏感に感知して発光するフィルム」
ポスドク研究ポスター受賞者
SANG Liwen (ICYS-MANA) 「InGaN系光·電変換デバイス - 太陽電池とUVA光検出器」
井上 元基 (生体機能材料ユニット 複合化生体材料グループ) 「再狭窄ゼロを目指した薬剤溶出性ステント」
佐藤 敬 (高分子材料ユニット 電子機能材料グループ) 「空気中の物質を敏感に感知して発光するフィルム」