サマー・サイエンスキャンプ 2012

2泊3日の滞在学習プログラム。
「金属の強さを調べよう ! ~鉄を冷やすとどうなるのか?~」

開催日: 2012.07.24 - 26 終了

いよいよ7月24日より、NIMSのサマー・サイエンスキャンプ2012、開催です !

キャンプの内容について

2泊3日の滞在プログラムでは、研究者本人から指導を受けながら、100℃の高温から-196℃の極低温までの種々の温度で衝撃試験を行い、実験を通して金属材料の低温脆性について勉強し、タイタニック号の沈没原因を検証します。また、引張試験機よる強度特性の調査と走査型電子顕微鏡による破壊の様相を観察します。

2011年度の参加者による集合写真

キャンプの実習内容 (予定)
実習1	構造材料について知ろう ! 自動車、橋、高層ビルなど、身近にあるけれど意外に知らない構造材料の大切さを学習します。
実習2	強度特性を調べてみよう ! 引張試験機を使って、材料が耐えられる限界の力がどのくらいなのかを調べてみます。
実習3	粘り強さを調べてみよう ! シャルピー衝撃試験機を使って、材料が衝撃に耐えられる靱性という性質を調べてみます。
実習4	壊れた面を観察しよう ! 電子顕微鏡を使って、シャルピー衝撃試験機で破壊した材料の肉眼では見えないミクロの破断面を観察します。

引張試験機による実験

SEMによる観察

プレゼン資料の作成

1日目 : 7月24日 (火)
13:20~13:30	管理棟1階ロビーに集合・受付
13:30~14:00	開講式/講師紹介/オリエンテーション/集合写真撮影
14:00~16:30	プログラム実習 : 金属の不思議、シャルピー衝撃試験 (実習は2班に分かれて行います)
16:40~18:00	ピュータークラフト
18:10~19:30	参加学生と講師の交流会

2日目 : 7月25日 (水)
09:00~12:00	プログラム実習 : シャルピー衝撃試験/SEMによる破面観察 (実習は2班に分かれて行います)
12:00~13:00	昼食
13:00~15:30	プログラム実習 : SEMによる破面観察/金属の不思議実験 (実習は2班に分かれて行います)
15:40~18:00	データまとめとプレゼン準備

3日目 : 7月26日 (木)
09:00~09:20	NIMS紹介　金属の名前当て (事前に並木地区に移動)
09:20~09:50	研究者による講演「金属と有機物の出会い」
10:00~11:05	MANAの研究室見学と研究者の解説 (見学は2班に分かれて行います)
11:10~12:00	データのまとめ (事前に千現地区に移動)
12:05~13:00	昼食・休憩
13:00~14:00	データのまとめ
14:00~14:30	成果発表会 15分/班
14:30~15:00	修了証授与

※1・2日目の夜は、宿舎でミーティングを行います。

「サイエンスキャンプ」は、最先端の施設・設備を持つ研究所で、第一線の研究者等から直接講義や指導を受けることのできる、高校生、高等専門学校生を対象とした、科学技術体験学習プログラムです。

次世代を担う若者の科学技術に対する知的好奇心や探求心を育てることをねらいとして、 (独) 科学技術振興機構の主催により実施されています。

「サイエンスキャンプ」は、春夏冬の休暇中に開催されますが、そのうち夏期に実施されるものを「サマー・サイエンスキャンプ」と呼んでいます。

イベント・セミナー名: サマー・サイエンスキャンプ 2012
2泊3日の滞在学習プログラム。
「金属の強さを調べよう ! ~鉄を冷やすとどうなるのか?~」
会場: 独立行政法人物質・材料研究機構　千現地区
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL.029-859-2026 / FAX.029-859-2017 (広報室)

つくばエクスプレス「つくば駅」下車、徒歩約10分
開催日: 時間: 2012.07.24 - 26
(7月24日13:00より、7月26日15:00まで)
主催: 独立行政法人科学技術振興機構 (JST)
共催: 各受入れ機関 (NIMS含む)
お申込み: ※募集は終了しました。
事務局: 公益財団法人日本科学技術振興財団　振興事業部内
関連情報: サイエンスキャンプの詳細については、以下のページをご覧ください。

「サイエンスキャンプ」ウェブサイト
募集人数 / 対象者: 20名 / 学校教育法で定める日本国内の高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校 (1~3学年) 等に在籍する生徒

企画部門広報室

〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL. 029-859-2026
FAX. 029-859-2017
E-Mail: pr=nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)