第103回先端計測オープンセミナー

磁気力顕微鏡の高分解能化と磁区構造観察への応用

開催日: 2017.07.12 終了


日時

7月12日 (水) 15:00~16:00

会場

国立研究開発法人 物質・材料研究機構 
千現地区 研究本館8階 中セミナー室
交通案内 →こちら

参加方法及びお問合わせ

事前登録は必要ありません。
当日会場で受付いたします。
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講演者

二本正昭 (中央大学理工学部 教授)

表題

磁気力顕微鏡の高分解能化と磁区構造観察への応用

講演要旨

磁気力顕微鏡 (Magnetic Force Microscope: MFM) は、磁性探針を試料表面で走査することにより探針と試料間で働く磁気力を検出して画像化する顕微鏡であり、磁性材料や磁性デバイスの磁区構造観察で活用されている。本発表では、MFM観察分解能の推移を紹介し、そのキー部品である磁性探針の材料や構造を改良することによって高分解能な磁区構造観察が可能となることを説明する。探針に用いる磁性材料はFe, Coなどの金属材料であり、AFMなど他のプローブ顕微鏡観察で用いられるSiやSi-N探針に比べて軟らかく、また酸化による磁気特性劣化も起こり易いので取扱いでは注意も必要である。研究室で開発した磁性探針を用いて観察した高密度磁気記録媒体の磁区構造などを紹介し、使い勝手の良い高分解能MFMや今後の可能性を展望する。

イベント・セミナーデータ

イベント・セミナー名
第103回先端計測オープンセミナー
磁気力顕微鏡の高分解能化と磁区構造観察への応用
会場
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
千現地区 研究本館8階 中セミナー室
開催日: 時間
2017.07.12
15:00~16:00
参加料
無料

お問合わせ

国立研究開発法人 物質・材料研究機構 先端材料解析研究拠点運営室

Tel:029-851-3354 内線3861
Fax:029-859-2801
E-Mail: amc=ml.nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)
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