チューリッヒ連邦工科大学と包括的研究協力協定を締結

2004.04.07


平成16年3月24日、スイスのチューリッヒにおいて、NIMSは チューリッヒ連邦工科大学 と包括的な研究協力に関する協定を締結しました。

「締結式の様子」の画像

締結式の様子



ETHZ (Eidgenössische Technische Hochschule Zürich) はアインシュタイン博士が学んだ大学として有名ですが、現在もその伝統を受け継ぎヨーロッパで最も優れた工科大学のひとつです。両機関の間で、生体材料、ナノ材料、金属ガラスなど多岐にわたる領域ですでに活発な研究交流があり、今後もその数の増加が予想されることから今回の包括協定の締結に至りました。

当日は、NIMSから岸理事長、ETHZからスーター副学長が出席して調印が行われました。今後は、研究者の相互派遣を含めた幅広い研究協力を行う計画です。NIMSの 若手国際研究拠点 (ICYS) において、ETHZ 出身の研究者1名がICYSフェローとしてすでに研究に従事していますが、7月からもう1名を迎える予定です。