鯉沼理事、野田理事が就任

2005.04.01


NIMSはこの度、鯉沼 秀臣、野田 哲二の両名をNIMSの理事に任命いたしました。

鯉沼 秀臣 (こいぬま ひでおみ)

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この度、当機構の理事を拝命しました鯉沼秀臣と申します。これまで40年間の大学生活において、高分子に始まり、有機ケイ素、有機金属触媒、薬理活性物質を経て、アモルファスシリコン、高温超伝導を含む酸化物エレクトロニクスに関連する薄膜電子材料の基礎と応用に至る研究に取り組んできました。1999年からはコンビナトリアル材料科学という物つくり研究の新しいシステムの構築をNIMSの方々と連携して進めてきました。
科学技術創造立国の要としての物質・材料研究の役割は今後一層重要になっていくと考えます。法人化はNIMSにプラスに働いたと外から見ていましたが、中に入るといろいろな問題も見えてくることと思います。理事長のもと、研究者、職員の皆様のご理解ご協力を得ながら、産学、国際連携をさらに進め、NIMS の未来に微力ながら貢献する所存です。何卒宜しくお願い申し上げます。

略歴
東京大学大学院工学研究科合成化学専攻博士課程修了 (1970年) 。
カンサス大学化学科博士研究員 (同年) 。
東京大学工学部助手 (1972年) 。
同講師 (1979年) 。
同・化学エネルギー工学専攻助教授 (1981年) 。
東京工業大学工業材料研究所教授 (1987年) 。
同セラミックス研究センター長 (1994-96年:併任) 。
ヘルシンキ工科大学客員教授 (1996年) 。
無機材質研究所客員研究官 (1999年 : 併任) 。
東京工業大学フロンティア創造共同研究センター教授 (2000年) 。
同応用セラミックス研究所所長 (2002年) 。
2005年4月同機構理事に就任。

野田 哲二 (のだ てつじ)

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今年度で、ちょうど当機構が発足して5年目、第1期の中期計画の最後の仕上げの年となり、また、新たな次期計画へ向けての準備の年ともなります。その責務は非常に大きなものと感じております。皆様のご協力を得て当機構のためにお役に立つよう最大限努力いたしたい所存でございます。よろしくお願い申しあげます。

略歴
北海道大学大学院工学研究科応用化学専攻博士課程修了(1973年)。
科学技術庁金属材料技術研究所入所研究員 (同年) 。同所総合研究官(1996年)。
同所企画室長 (1998) 。
物質・材料研究機構ナノマテリアル研究所主幹研究員(2001年)。
物質・材料研究機構材料研究所長(2003年)。2005年 4月同機構理事に就任。

就任のお知らせ

小野寺 秀博 : 材料研究所長、大野 隆央 : 計算材料科学研究センター長、熊倉 浩明 : 超伝導材料研究センター長が就任いたしました。

「小野寺 秀博 (写真左) 、大野 隆央 (写真中央) 、熊倉 浩明 (写真右)」の画像

小野寺 秀博 (写真左) 、大野 隆央 (写真中央) 、熊倉 浩明 (写真右)