第16回つくば賞、第15回つくば奨励賞をNIMS研究者が受賞

2005.07.27


科学技術で顕著な業績を挙げた茨城県内研究者を表彰するつくば賞をNIMSの研究者が受賞しました。

科学技術で顕著な業績を挙げた茨城県内研究者を表彰するつくば賞、つくば奨励賞の審査会が7月27日に都内で開かれました。つくば賞には板東義雄、 Dmitri Golberg、Yihua Gaoの研究グループ、つくば奨励賞には北村健二と任暁兵のいずれもNIMS研究者が受賞しました。

第16回 つくば賞

受賞テーマ : 「新ナノチューブの創製とナノ温度計の発見」

受賞者

「[写真左]板東 義雄 (ばんどう よしお)  : NIMSフェロー、[写真中央]Dmitri Golberg (でみとりー・ごるばーぐ)  : ナノマテリアル研究所 ナノシンセシスグループ アソシエートディレクター、[写真右]高 義華 (がお いほあ)  : 物質研究所 超微細構造解析グループ 特別研究員」の画像

[写真左]板東 義雄 (ばんどう よしお) : NIMSフェロー、[写真中央]Dmitri Golberg (でみとりー・ごるばーぐ) : ナノマテリアル研究所 ナノシンセシスグループ アソシエートディレクター、[写真右]高 義華 (がお いほあ) : 物質研究所 超微細構造解析グループ 特別研究員




第15回 つくば奨励賞

受賞者 [ 実用化研究部門 ]

北村 健二 (きたむら けんじ) : 物質研究所 光学単結晶グループ ディレクター

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授賞対象の研究テーマ
「欠陥制御による高光機能単結晶および光機能素子の開発」

受賞者 [ 若手研究者部門 ]

任 暁兵 (にん ぎょうへい) : 材料研究所 基礎物性グループ 主幹研究員

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授賞対象の研究テーマ
「新しい原理による巨大電歪効果の発見」 

つくば賞・つくば奨励賞とは

財団法人茨城県科学技術振興財団 (江崎玲於奈理事長) が平成元年より実施している事業で、茨城県内において科学技術に関する研究に携わり、顕著な研究成果を収めた研究者に対し表彰するものです。本年は茨城県内の民間企業41社と国立試験研究機関等33機関の中から、つくば賞1組、つくば奨励賞は実用化研究部門1人、若手研究者部門1人が選出されました。

その他、平成16年に新設された江崎玲於奈賞は8月中旬頃に発表予定です。

当機構の過去の受賞者

年度 受賞名 研究者氏名 授賞の対象となった研究主題
第1回つくば賞 前田 弘 100Kを超える酸化物高温超電導体の発見
9 第8回つくば奨励賞 宝野 和博 アトムプローブによる実用金属材料の超微細組織形成構造の解明
13 第12回つくば奨励賞 海江田 義也 燃焼合成法の開発と実用化
15 第14回つくば奨励賞 宮崎 英樹 電顕下マイクロ組立法によるフォトニック結晶の研究