韓国国立慶尚大学校工学研究院とMOUを調印

2006.06.20


平成18年6月20日、ナノセラミックスセンターは、韓国Jinju市の国立慶尚大学校工学研究院と構造用セラミックスの理論と実践に関する研究協力についてMOUを調印しました。

「申東佑慶尚大学教授 (左) 、田中英彦ナノセラセンター非酸化物焼結体グループリーダー、韓国Jinju市ERIにて。」の画像

申東佑慶尚大学教授 (左) 、田中英彦ナノセラセンター非酸化物焼結体グループリーダー、韓国Jinju市ERIにて。


もとより韓国は無機材料の研究は活発で、我が国との政府間と民間レベルの研究協力も極めて密に行われてきました。近年、構造用セラミックスが精密工業、半導体産業や環境対応材料に応用されるようになりました。日韓両国はこれらの分野に強い産業競争力があります。ERIは無機材料合成に優れた技術を持っています。NCCとERIは新しい応用分野に必要なセラミックス製造技術の研究開発を協力して行う必要があると認識し、研究協力をすることにしました。互いに持っている知的基盤をもとに、主にセラミックスプロセス技術の研究開発を発展させていきます。