NIMS発ベンチャーのメンバーが
「第3回ものづくり日本大賞」の特別賞を受賞

2009.07.10
(2009.07.11 更新)


平成21年7月10日、内閣総理大臣表彰「第3回ものづくり日本大賞」の受賞者が発表され、NIMS発ベンチャー企業の (株) オキサイドと (株) SWINGのメンバーが、「特別賞 (製品・技術開発部門) 」を受賞しました。

「写真: 受賞パーティーにて二階経済産業大臣を囲むSWING、オキサイドのメンバー」の画像

写真: 受賞パーティーにて二階経済産業大臣を囲むSWING、オキサイドのメンバー



「ものづくり日本大賞」は、わが国の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくため、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材等に対して授与されます。

受賞課題は、「欠陥制御育成法による高機能光学単結晶及び同結晶を用いた光学素子の製品化」で、物質・材料研究機構によって研究開発された技術である高精度重量検出システム、高精密自動直径制御システム、原料粉末精密供給システムを備えた結晶製造装置の開発、及び高歩留まり分極反転技術を確立し、実用化レベルの結晶および素子製造技術へと高めてきた業績が評価されました。

受賞者グループは、NIMSによって独自に開発された次世代の光学材料として注目される定比タンタル酸リチウム単結晶、定比ニオブ酸リチウム単結晶の製品化と、これらを用いた波長変換素子等の製品化にも成功しています。