ノーベル博物館長Prof. LindqvistのNIMS訪問とノーベル賞に関する国際講演会

2009.10.02


平成21年10月2日、ノーベル博物館長の一行がNIMSの国際ナノアーキテクトニクス研究拠点を訪問し、ナノバイオ分野、ナノマテリアル分野、ナノシステム分野の各研究施設を見学しました。

「写真1: MANA棟にて : 左から日本工学アカデミー 岡田氏、Sweden-Japan Foundation Dr. Edvard Fleetwood、ノーベル博物館長Prof. Svante Lindqvist、MANA板東最高運営責任者、産総研 小玉氏」の画像

写真1: MANA棟にて :
左から日本工学アカデミー 岡田氏、Sweden-Japan Foundation Dr. Edvard Fleetwood、ノーベル博物館長Prof. Svante Lindqvist、MANA板東最高運営責任者、産総研 小玉氏



MANAの板東最高運営責任者による概略説明後に、ナノバイオ分野、ナノマテリアル分野、ナノシステム分野の各研究施設を見学し、研究者の説明に興味深く耳を傾けていました。

午後にはつくば国際会議場において、「Why is there no Nobel Prize for technology and engineering? (なぜ工学系ノーベル賞は存在しないのか?) 」と題した国際講演会が、つくばサイエンス・アカデミーおよび日本工学アカデミー主催、NIMSほか3機関の共催により開催されました。

Prof. Lindqvistによるノーベル賞の目的や歴史、受賞者選考方法などについての講演に続いて行われた質疑応答では、質問や講演内容に関する意見が会場内から多数挙がり、司会を努めたつくばサイエンス・アカデミー会長の江崎玲於奈氏も議論に加わる中で、Prof. Lindqvistが丁寧に解説されました。