つくばナノテクイノベーション拠点特別シンポジウムとレセプションを開催

2010.02.17
(2010.03.01 更新)


2月17日に東京ビックサイトにて、つくばナノテクイノベーション拠点 (略称TIA) による特別シンポジウムがNIMS、産総研、筑波大学および経団連の4団体主催で開催されました。

「写真1: パネル・ディスカッションの様子」の画像

写真1: パネル・ディスカッションの様子



シンポジウムでは、産総研の野間口有理事長から「TIAの現状と今後の展開」、ニューヨーク州立大学アルバニー校の平山誠教授から「米国アルバニー拠点と大学院教育」、文科省科学技術・学術審議会 人材委員会主査で芝浦工業大学の柘植綾夫学長から「つくばイノベーションアリーナへの期待」~持続可能な科学技術駆動型イノベーション創出能力とイノベーション牽引エンジンのロールモデルへ~の3件の基調講演が行われました。

その後、「ナノテク研究拠点と人材育成」というタイトルでパネル・ディスカッションが行なわれ、TIAの最高運営会議議長に新たに就任した、NIMS顧問で筑波大学理事の岸輝雄東京大学名誉教授がモデレータを務める中で、基調講演をされた3名の他、東京理科大学の高柳英明理事・教授、筑波大学の村上浩一研究科長、経団連産業技術委員会重点化部会長代行で株式会社富士通研究所の吉川誠一常任顧問がパネラーとして参加し、議論が交わされました。

シンポジウムの後には、TIA (Tsukuba Inovation Arena-nano) の最高運営会議のメンバーである山田信博筑波大学長、野間口有産総研理事長、潮田資勝NIMS理事長、中鉢良治経団連産業技術委員会共同委員長の4者と岸議長、シンポジウム参加者や関係者を中心にレセプションが開催され、鈴木正徳経産省産業技術環境局長および磯田文雄文科省研究振興局長 (山下洋文部科学省研究振興局基礎基盤研究課ナノテクノロジー・材料開発推進室室長代読) による挨拶や、磯田文科省局長による閉会挨拶などがなされました。