nano tech 2010 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議出展報告

2010.02.17-19
(2010.03.01 更新)


平成22年2月17日~19日、NIMSは東京ビッグサイトにおいて開催された「nano tech 2010国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」に出展しました。

「写真1: 来場者で賑わうNIMSブース」の画像

写真1: 来場者で賑わうNIMSブース



この展示会は、「グリーンナノテクノロジー 10-9がつくる環境力」を同時に開催した6展示会の共通テーマとし、ナノテクに関するシーズとニーズをつなぐ新事業創出の場として海外からも多数の機関が参加する国内外最大規模のナノテク展示会です。本年度の来場者数は、併設されたナノ関連の展示会を合わせ会期中延べ42,381名であり、ナノテク市場に高い関心が示されていることが分かります。

NIMSは、

  1. 環境・エネルギー材料・技術
  2. 分子デザイン・デバイス
  3. 光機能材料・デバイス
  4. ナノ構造体・ナノデバイス
  5. バイオマテリアル・生体関連
  6. 材料基盤技術
の6分野に計40点の研究成果を展示しました。また、ジェットエンジンや火力発電に使用されるタービンブレード材料、LED照明用のサイアロン蛍光体および金属ナノ粒子製造装置といった大型機器の展示も行いました。

メインシアターで行われた特別シンポジウムでは、西村 睦 ナノ材料科学環境拠点運営総括室長による、「ナノ材料科学環境拠点での取り組み」と題する講演が行われ、多くの聴講者が傾聴していました。
NIMSブースには、後藤斎文部科学大臣政務官や奥村直樹総合科学技術会議議員らがご視察に訪れ、多くの来場者の関心を集め、また今回の出展に対し、NIMSは「nano tech 2010大賞」の材料・素材部門賞を受賞しました。