第8回 ナノテクノロジー総合シンポジウム (JAPAN NANO 2010) を開催

2010.03.03-05
(2010.03.01 更新)


平成22年2月19日、NIMSは「第8回 ナノテクノロジー総合シンポジウム (JAPAN NANO 2010) 」を、ナノテクノロジー・ネットワーク参加26機関と共催で、東京ビッグサイトで開催しました。

「写真1: シンポジウム会場の様子」の画像

写真1: シンポジウム会場の様子



平成22年2月19日、多くの展示会や国際会議を融合したナノウイークのイベントとして、文部科学省先端研究施設共用イノベーション創出事業“ナノテクノロジー・ネットワーク”「第8回 ナノテクノロジー総合シンポジウム (JAPAN NANO 2010) 」を、ナノテクノロジー・ネットワーク参加26機関との共催によりNIMSが主催、“ナノテクノロジーのエネルギーと環境への挑戦”をテーマに東京ビッグサイトの会議場にて開催しました。

シンポジウムでは、潮田 資勝 NIMS理事長および後藤 斎 文部科学大臣政務官の挨拶に続いて、株式会社三菱総合研究所の小宮山 宏 理事長により「低炭素社会構築の課題とナノテクノロジーへの期待」と題した基調講演が行われ、環境とエネルギー問題の重要課題とそれらの解決を担うナノテクノロジーへの期待が述べられました。また、ナノテクノロジー研究の第一線で活躍する国内外の研究者11名を招き、「エネルギーの生成と利用」、「エネルギーの輸送と貯蔵」、および「環境・省エネルギー」分野での最先端の研究開発状況の紹介を行いました。

本シンポジウムは国内外から700名余の参加を得て、人類が直面するエネルギー問題と地球環境問題に対し、ナノテクノロジーの活用で挑戦する研究開発の状況を知っていただく場となりました。