山中誠科学技術協力大使がNIMSをご視察

2010.12.01
(2010.12.16 更新)


平成22年12月1日、山中誠科学技術協力大使が、NIMSの並木地区と千現地区をご視察されました。

「光触媒材料センターで、葉センター長 (中) の説明をお聞きになる山中大使 (左)」の画像

光触媒材料センターで、葉センター長 (中) の説明をお聞きになる山中大使 (左)



野田理事によるNIMSの概要説明に次いで行われた研究現場のご視察では、外国人研究者が過半数を占める国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 (MANA) の概要説明をお聞きになり、イタリア人研究者と談笑されました。その後、LED照明などへの実用化が進むサイアロン蛍光体、ジェットエンジンや火力発電において燃費向上とCO2削減に大きく貢献するニッケル系超合金を開発する超耐熱材料センター、そして太陽光や室内照明光を利用して有害物等を分解する可視光応答型光触媒の開発を進める光触媒材料センターをご視察されました。

研究現場では、開発材料の特徴や今後の展開について研究者にご質問されるなど、熱心に説明をお聞きになりました。なお本視察には、外務省国際科学協力室の中神雄一科学技術専門員も随行されました。