例年、NIMS一般公開は、文部科学省の科学技術週間行事の一環として行われていますが、本年度は震災のため開催を延期し、上記日程での開催となりました。今回は、余震など震災の影響を確認しながらの開催で、また告知期間もあまりない中で、総勢585名の方にご来場いただき、好評を博しました。
平成23年度 NIMS一般公開 開催報告
施設一般公開と青少年特別企画を開催
2011.06.30, 07.03
(2011.07.27 更新)
平成23年6月30日 (木) 、7月3日 (日) の両日、NIMSは、研究施設の一般公開と青少年特別企画を開催しました。
6月30日 (木曜日) はNIMSの3地区の施設を公開
6月30日の施設一般公開では、市民対象の講演や40件あまりの研究公開を行ないました。
特別講演
本年度の一般公開では、市民の方を対象に、『ジスプロシウムを使わない電気自動車用磁石』 (宝野 和博 磁性材料ユニット長) および『レアメタルと都市鉱山』 (原田 幸明 元素戦略材料センター 元素戦略調査分析統括グループリーダー) という2つの特別講演が行なわれ、前者にはビジネスマンの姿が、後者では一般の方が多く耳を傾けていました。
研究公開
7月3日 (日曜日) は体験型イベントで賑わう
7月3日は青少年特別企画として、千現地区で参加型のイベントが開催されました。例年、参加者に好評の「ピュータークラフト (スズを使ったメダルづくり) 」「手作りファンデーション講座」「金属板に刻印して作るオリジナルキーホルダー」をはじめ、手作りの霧箱による放射線観察など、合計8つのイベントが行われ、家族連れの方を中心に“ものづくり”を楽しみました。