英文論文誌STAMのインパクトファクターが更に伸びて3.513。材料科学分野で国内第2位にランクイン
2012.06.29
(2012.07.12 更新)
STAM誌の2011年IF(インパクトファクター)が、さらに急伸して3.513となりました。
概要
物質・材料研究機構 (NIMS) は、国際的な材料科学専門の英文論文誌 Science and Technology of Advanced Materials (STAM) を刊行しています。編集委員長 (岸 輝雄、NIMS名誉顧問) をはじめとする世界10ヶ国29名の専門家を編集委員にもち、金属、無機、有機、生体材料など材料科学研究の全般を網羅し、オープンアクセスジャーナルとして、世界における質の高い研究情報発信の場を提供しています。
2012年6月29日 (日本時間) にトムソン・ロイター社が発表した2011年Journal Citation Reportによると、ジャーナルの一評価指数であるインパクトファクターは、STAM誌は材料科学・学際分野において3.513となりました。 (同分野の平均値3.106) この数字は、同分野における231誌中36位、日本国内では第2位に位置します。2008年以来続く目覚ましいIF値の伸びは、STAM誌に掲載する論文の質を高く保つ編集委員会の努力が、広く研究者に認知され、世界の材料科学国際コミュニティーにおいて強い影響を与えていることを示しています。
2012年6月29日 (日本時間) にトムソン・ロイター社が発表した2011年Journal Citation Reportによると、ジャーナルの一評価指数であるインパクトファクターは、STAM誌は材料科学・学際分野において3.513となりました。 (同分野の平均値3.106) この数字は、同分野における231誌中36位、日本国内では第2位に位置します。2008年以来続く目覚ましいIF値の伸びは、STAM誌に掲載する論文の質を高く保つ編集委員会の努力が、広く研究者に認知され、世界の材料科学国際コミュニティーにおいて強い影響を与えていることを示しています。
2011年にもっとも多く引用された2009/2010年出版論文
- Hydrothermal growth of ZnO nanostructures; by Sunandan Baruah, 2009, 27 cites in 2011 (Total 67 cited)
- Organic field-effect transistors using single crystals; by Tatsuo Hasegawa, 2009, 23 cites in 2011 (Total 39 cited)
- Present status of amorphous In-Ga-Zn-O thin-film transistors; by Toshio Kamiya, 2010, 20 cites in 2011 (Total 45 cited)
- Electric current activated/assisted sintering (ECAS): a review of patents 1906-2008; by Salvatore Grasso, 2009, 18 cites in 2011 (Total 40 cited)
- Organic semiconductors for organic field-effect transistors; by Yoshiro Yamashita, 2009, 12 cites in 2011 (Total 28 cited)
- Electrode materials: a challenge for the exploitation of protonic solid oxide fuel cells; by Emiliana Fabbri, 2010, 10 cites in 2011 (Total 15 cited)
STAM国内向けジャーナルサイト
編集委員会が注目する論文について、国内向けジャーナルサイトにて日本語の解説記事を掲載しています。
問い合わせ先
企画部門科学情報室
谷藤 幹子 <stam_office=nims.go.jp ([ = ] を [ @ ] にしてください)>
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