日仏パートナーシップ担当特別代表がNIMSを訪問

2013.02.20
(2013.02.27 更新)


平成25年2月20日、ルイ・シュヴァイツァ - 日仏パートナーシップ担当特別代表がクリスチャン・マセ駐日フランス大使、フロ - ランス・リヴィエ - ル-ブリス科学技術参事官とともにNIMSを訪問されました。

「理事長及び理事との懇談」の画像

理事長及び理事との懇談



シュヴァイツァ - 特別代表は、日仏間の経済・科学・文化関係のさらなる飛躍のためにフランスの官民両セクターの動員を推進する任務を外務大臣から与えられており、今回の来日は経済・科学(研究開発) ・文化に関する多岐にわたる機関の訪問することが目的です。NIMSへは、日本で将来成長が見込める分野であるナノテクノロジー・材料科学分野の代表的な研究所として訪問されました。
 
特別代表は、まずNIMSの概要説明をお聞きになるとともに潮田理事長ならびに3理事と懇談し、NIMSにおける国際化の取り組みや外国人研究者の受け入れ、ならびに東日本大震災における研究施設の被害と復興状況に深い関心を示されました。また、フランスではナノテクノロジーの安全性について社会的な議論がおきているとのことで、研究を含めた日本における状況について質問されました。
 
その後、ご一行はNIMS-サンゴバン研究連携センターを訪問されるとともに、超分子研究施設ならびに最新電子顕微鏡を見学され、研究室のフランス人JSPS FellowとなぜNIMSを選択したのかなど親しくお話しされました。
 
今回、特別代表がご訪問されたことを契機として、NIMSとフランスの大学・研究機関との連携がよりいっそう促進されることが期待されます。