MANA国際シンポジウム2013開催報告

2013.2.27-3.1
(2013.03.22 更新)


NIMS、世界トップレベル研究拠点 (WPI) 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 (MANA) は、つくば国際会議場においてMANA国際シンポジウム2013を開催しました。

「講演中の会場内の様子」の画像

講演中の会場内の様子


平成25年2月27日から3月1日まで、独立行政法人物質・材料研究機構 (NIMS) の世界トップレベル研究拠点 (WPI) 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 (MANA) は、つくば国際会議場においてMANA国際シンポジウム2013を開催しました。本シンポジウムはMANAの研究成果を国内外にアピールするために毎年開催しているもので、今回で第6回目です。

ナノパワー、ナノライフ、ナノマテリアル、ナノシステムの各研究分野のセッションでは、MANAの主任研究者、MANA研究者、独立研究者、ICYS研究員による16件の口頭発表に加えて、ナノテクノロジー分野で活躍する国内外の第一線の研究者による19件の招待講演も行われました。ポスターセッションでは、MANAの若手研究者や若手国際研究センター研究員による87件の発表が行われました。

会期中の2月27日には2010年ノーベル化学賞受賞の鈴木章 北海道大学名誉教授による特別講演「Cross-coupling reactions of organoboranes: An easy way for carbon-carbon bonding」が、3月1日には1987年ノーベル物理学賞受賞のGeorg Bednorz 博士による特別講演「High Tc Superconductivity - after a quarter century - a technology ready for Take Off 」がそれぞれ行われ、会場は聴衆で満員となりました。

3日間で計440名の参加者の間で活発な質疑応答や意見交換が行われ、本シンポジウムは成功裏に終了しました。