第7回 ナノ材料科学環境拠点シンポジウムを開催
次世代蓄電池開発への期待と日米の最先端研究を熱く議論
2013.12.20
(2014.01.10 更新)
2013年12月20日 (金) 、一橋講堂 (東京・千代田区) において第7回 ナノ材料科学環境拠点 (GREEN) シンポジウムが開催されました。
概要
GREEN*は、グリーンイノベーションを目指したナノテクノロジー材料研究を推進するための文部科学省委託事業として、2009年10月に独立行政法人物質・材料研究機構が中核となって活動を開始しました。以来、環境エネルギー問題を解決するため、表面・界面の理論解析と先端的計測技術を融合させることで新しい材料の創出を目指した研究活動を行っています。
本シンポジウムは、民間企業の研究者 (全体の60%) を中心とした380名の参加者のもと、文部科学省研究振興局担当審議官山脇良雄氏、科学技術振興機構科学技術イノベーション企画推進室研究監/GREENプログラムオフィサー古川雅士氏にご挨拶いただいた後、次世代蓄電池への挑戦をテーマに進められました。
まず、国内外の研究動向に関して、JST次世代蓄電池加速プロジェクト総合チームリーダーである首都大学東京金村聖志教授 (GREENリーダー) に「革新電池の技術課題とその可能性」について、次に米国エネルギー省「エネルギー貯蔵研究ハブ」研究担当副拠点長のDr. Markovic (アルゴンヌ国立研究所) に「米国における動向」について、そしてトヨタ自動車株式会社の岡島博司氏に「企業動向」についてお話いただきました。
さらに当拠点における研究事例として、昨年4月に設置した「全固体電池」および「リチウム空気電池」特別推進チームの最新成果を紹介いたしました。
最後に、総合科学技術会議議員でもある東京大学橋本和仁教授に科学技術政策に関わる立場から「次世代蓄電池研究への期待」についての特別講演をいただき、シンポジウムをまとめていただいきました。
参加者は開会から閉会までほとんど席を離れずに熱心に聴講され、さらに懇親会へも多数が出席され、このテーマへの強い関心が示されました。
本シンポジウムは、民間企業の研究者 (全体の60%) を中心とした380名の参加者のもと、文部科学省研究振興局担当審議官山脇良雄氏、科学技術振興機構科学技術イノベーション企画推進室研究監/GREENプログラムオフィサー古川雅士氏にご挨拶いただいた後、次世代蓄電池への挑戦をテーマに進められました。
まず、国内外の研究動向に関して、JST次世代蓄電池加速プロジェクト総合チームリーダーである首都大学東京金村聖志教授 (GREENリーダー) に「革新電池の技術課題とその可能性」について、次に米国エネルギー省「エネルギー貯蔵研究ハブ」研究担当副拠点長のDr. Markovic (アルゴンヌ国立研究所) に「米国における動向」について、そしてトヨタ自動車株式会社の岡島博司氏に「企業動向」についてお話いただきました。
さらに当拠点における研究事例として、昨年4月に設置した「全固体電池」および「リチウム空気電池」特別推進チームの最新成果を紹介いたしました。
最後に、総合科学技術会議議員でもある東京大学橋本和仁教授に科学技術政策に関わる立場から「次世代蓄電池研究への期待」についての特別講演をいただき、シンポジウムをまとめていただいきました。
参加者は開会から閉会までほとんど席を離れずに熱心に聴講され、さらに懇親会へも多数が出席され、このテーマへの強い関心が示されました。