平成26年1月29日~30日に、東京国際会議場 (東京ビッグサイト) で開催されたnano tech2014 第13回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議において、NIMSが出展した先端研究成果の中から、国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA) 生体機能材料ユニット 複合化生体材料グループの荏原充宏MANA研究者が発表した「抗癌活性を有するナノファイバーの開発」 がnano tech大賞プロジェクト賞 (ライフナノテクノロジー部門) を受賞しました。
今回発表した不織布は、外部磁場による自己昇温機能と加熱で誘導できる薬剤放出機能をもつファイバーでできており、基礎実験段階ではありながら、温熱療法と化学療法を兼ね備えた効果的な癌治療法として期待される点が、高く評価されました。