アルジェリア科学研究・技術開発総局 (DGRSDT) との包括協力協定締結とWS開催

2015.03.30
(2015.04.14 更新)


平成27年3月30日並木地区WPI-MANA棟オーディトーリアムにおいて、潮田理事長はアルジェリア民主人民共和国 科学研究・技術開発総局 (DGRSDT) との包括協力協定締結の調印を行いました。調印式には2月末に赴任されたばかりの駐日特命全権大使 Mohamed El Amine Bencherif閣下もご臨席され、本協定の調印ならびに両機関による協力の重要性が示されました。

また調印式に引き続き、アルジェリアの有力大学ならびに国立研究所の材料研究者とのエネルギー及び環境材料に関するWSが30日に、また今後の研究協力についての検討会とNIMSの施設見学会が31日に開催されました。

「* (左より) DGRSDT研究・評価局 Hacène Belbachir局長 とNIMS 潮田資勝理事長」の画像

* (左より) DGRSDT研究・評価局 Hacène Belbachir局長 とNIMS 潮田資勝理事長



科学研究・技術開発総局 (DGRSDT) は高等教育・科学研究省 (MESRS) 傘下の実務部門の一つで、国全体の科学技術研究の立案・指導・資金供与・評価を担当しています。また、再生可能エネルギーやバイオテクノロジーなど11の直轄研究所も運営しています。今後はDGRSDTが国内多数の大学・国立研究所のための調整役となり、NIMSとアルジェリアとの学術交流がよりいっそう推進されるものと期待されます。