中国 天津大学と独立行政法人 物質・材料研究機構 (NIMS)
「連携研究センターに関する契約」を締結
環境・エネルギー用先端機能性材料の共同開発を目指して
2011.09.29
独立行政法人物質・材料研究機構
天津大学
このたび、NIMSと天津大学は、平成23年9月29日、5年間の「連携センターに関する契約」を締結いたします。
概要
- 独立行政法人物質・材料研究機構 (理事長 : 潮田 資勝、以下「NIMS」。) と天津大学 (本部 : 中国天津市) は、平成23年9月29日、5年間の「連携センターに関する契約」を締結いたします。本契約に基づき、天津大学とNIMSは同日、中国天津大学構内に「NIMS - 天津大学連携研究センター」を設立し、最新の材料科学技術による環境・エネルギー用先端機能性材料の共同開発を目指した連携研究を開始いたします。
- 平成22年10月、NIMSと天津大学は「光機能材料の研究開発および環境・エネルギー分野への応用」に関するMOUを締結し、これまで連携を深めて参りましたが、本契約を基に、天津大学からの施設の提供、双方からの人材派遣により本連携研究センターを創設し、より広範な分野での環境・エネルギー用先端機能性材料の開発を目指していっそうの協力促進を計ることとなりました。
- 本センターはNIMSが海外機関に設置する初めての本格的な連携研究センターであり、今後のモデルとなるものです。またNIMSにとって、近年発展の著しい中国における重要な情報源や交流の窓口になるものと期待されます。