NIMS研究成果 2013年度版

主要研究成果12件・トピックス1件

2014.07.04 発行


平成25年度における主要研究成果12件とトピックス1件を選別し、皆様にNIMSの研究内容を紹介させていただきます。

収録内容

独立行政法人物質・材料研究機構 (National Institute for Materials Science) では持続可能社会の実現に向け、ナノスケールの構造まで制御する「ナノテクノロジー」を駆使した新材料の創製や、材料機能の高度化などを可能にする研究を進めています。

平成25年度における主要研究成果12件とトピックス1件を選別し、皆様にNIMSの研究内容を紹介させていただきます。主要成果12件は、先端的共通技術領域、ナノスケール材料領域、環境・エネルギー・資源材料領域の3研究領域における主要成果として取り上げました。また,平成24年度補正予算で設備導入された「蓄電池基盤プラットフォーム」は、小型蓄電池の試作から材料の分析評価まで、次世代蓄電池の研究開発に必要なほぼ全ての機能を網羅した最先端の共用インフラであり,「戦略的創造研究推進事業 先端的低炭素化技術開発 (ALCA) 」における「次世代蓄電池研究加速プロジェクト」と連携し、同プロジェクトで実施される次世代蓄電池の研究開発を優先的に支援するとともに、国内における機構内外の関連研究開発に対しても幅広い支援業務を行なうものであります。そこで,第3期中期計画においてもNIMSの重要施策のひとつとなるので、本冊子のトピックスとして取り上げました。