NIMS研究成果 2014年度版

主要研究成果8件・トピックス1件

2015.07.03 発行


平成26年度における主要研究成果8件とトピックス1件を選別し、皆様にNIMSの研究内容を紹介させていただきます。

収録内容

 

国立研究開発法人物質・材料研究機構では持続可能社会の実現に向け、ナノスケールの構造まで制御する「ナノテクノロジー」を駆使した新材料の創製や、材料機能の高度化などを可能にする研究を進めています。
2014年度における主要研究成果8件とトピックス1件を選別し、皆様にNIMSの研究内容を紹介させていただきます。主要成果8件は、先端的共通技術領域、ナノスケール材料領域、環境・エネルギー・資源材料領域の3研究領域における主要成果として取り上げました。また,平成26年度に発足した構造材料研究拠点 (10月1日設置) は、国土強靱化、産業競争力強化に寄与する構造材料の革新的なシーズの創出とその産業界への橋渡しのためのハブ拠点を目指しています。新棟建設、約100名のNIMS研究者集結、最先端設備共用化を行い、そこに機構外から広く参画を募り、研究、標準化、情報交流、人材育成などを展開しています。さらに,構造材料つくばオープンプラザを拠点内に設置し、連携体制でシーズの社会実装を推し進め,関連する研究開発に対しても幅広い研究・支援業務を行なうものであります。第3期中期計画においてもNIMSの重要施策のひとつなので、本冊子のトピックスとして取り上げました。