下村文部科学大臣がNIMSをご視察

2013.01.23
(2013.01.30 更新)


平成25年1月23日、下村博文文部科学大臣が物質・材料研究機構 (NIMS) 千現地区をご視察されました。

「元素戦略磁性材料研究拠点研究室にて説明を受ける下村大臣 (右)」の画像

元素戦略磁性材料研究拠点研究室にて説明を受ける下村大臣 (右)



はじめに潮田資勝NIMS理事長によるNIMSの概要説明が行われ、その際下村大臣は海外の研究機関との連携などについて質問されました。その後、2012年に文部科学省プロジェクトに採択された元素戦略磁性材料研究拠点の研究室を訪問され、電気自動車などに必須の強力な磁石「ネオジム磁石」を、希少元素をいかに使わないでつくるのかの研究について、廣澤哲代表研究者と磁性材料ユニット大久保忠勝グループリーダーから説明を受けられました。

次いで、材料信頼性評価ユニットの木村一弘ユニット長から、金属が高温、応力負荷条件下での伸び変化を評価するクリープ試験についての説明が行われ、下村大臣は時折質問をはさみながら、説明を受けられました。視察の最後に「百聞は一見に如かず、ですね」との趣旨の発言が下村大臣からなされ、有意義な視察ができたとのニュアンスが示されました。