タイ国NANOTEC理事長がNIMSを訪問
2013.01.29
(2013.02.14 更新)
平成25年1月29日、タイ王国国立ナノテクノロジー研究センター (NANOTEC) のPairash理事長、Sirirurg Songsivilai所長らが物質・材料研究機構 (NIMS) を訪問されました。
所長らは潮田資勝NIMS理事長や理事らと、それぞれの研究所で行われている研究や組織について紹介しながら、材料研究の現状について意見交換を行いました。その後、NIMSの研究所内を見学され、研究者らと交流をされました。
NANOTECは2003年に設立、タイ王国国家科学技術開発庁 (NSTDA) と科学技術省 (MOST) の管轄化にある研究機関のひとつで、タイ王国のナノテクノロジー開発を率いる主要機関です。400名を越す所員を擁するナノテクノロジーセンターと外部研究者との強力なネットワークを持ち、国立研究開発センターでの研究開発活動に加え、タイ王国内の公的機関や大学の研究支援を資金面から支えています。
NIMSでの意見交換では相互の連携に意欲的な意見が交わされ、今後は具体的な研究者の交流促進を検討することになりました。