タイ国立科学技術開発庁 (NSTDA) との包括協力協定締結
2015.01.30
(2015.02.04 更新)
平成27年1月30日東京の国際文化会館において、潮田理事長はタイ王国の国立科学技術開発庁 (National Science and Technology Development Agency: NSTDA) との包括協力協定締結の調印を行いました。調印式にはタイ王国科学技術省大臣 Pichet Durongkaveroj博士ならびに駐日大使 Thanatip Upatising氏もご臨席され、本協定の調印ならびに両機関による協力の重要性が示されました。
国立科学技術開発庁 (NSTDA) はタイの科学技術促進を担う科学技術省傘下の独立機関で、独自の研究、研究費支援、技術移転、人材育成および科学技術基盤の整備を、国内外の学術機関、他の政府機関ならびに産業界と協力して推進する任務を与えられています。NSTDAとNIMSは2009年に初めて5カ年間有効な包括協力協定を締結し、その後NIMSは国立ナノテクノロジーセンター (NANOTEC) ならびに国立金属・材料技術センター (MTEC) と活発な協力を進めてきました。これら2機関とは、それぞれベトナムの国立材料科学研究所 (IMS) を含めた3機関によるe-ASIA共同研究プロジェクトを成功裏に進めています。
本包括協力協定締結により、上記2研究所との既存の協力促進にとどまらず、さらにNSTDAの広範な活動との協力推進が期待されます。
(* : 写真提供NANOTEC)