NIMSコンファレンスにおけるNIMS賞授賞者について

2008.04.20


独立行政法人物質・材料研究機構

NIMSは2006年から第2期に入ったのを機に、材料科学・技術に関して討論するNIMSコンファレンスの内容を刷新しました。今年度は7月14日~16日につくば国際会議場において開催されます。

概要

独立行政法人物質・材料研究機構(理事長 : 岸 輝雄 (以下、NIMS) )は、30年以上の歴史をもつ金属材料と無機材料に関する2つの国立研究所が合併し、材料研究のための日本最大の研究所として2001年に設立されました。第1期の5年を経て、2006年から第2期に入り、これを機に、4年間にわたり材料科学・技術に関して討論して参りましたNIMSコンファレンスの内容を刷新いたしました。今年度は7月14日~16日につくば国際会議場において開催されます。

昨年度からのNIMSコンファレンスの大きな特徴は、物質・材料に関わる科学・技術において飛躍的な進歩を過去数年間に成し遂げた個人もしくはグループを厳正に選考し、NIMS賞を授与することにあります。本年度は「環境・エネルギー分野における材料科学・技術での最近の大きなブレークスルーを称える NIMS賞(NIMS Award for Recent Breakthroughs in Materials Science for Energy and Environment)」というタイトルで、環境・エネルギー分野の研究業績が対象となっています。NIMS賞の授賞者は、世界各国の本分野におけるトップ科学者から推薦を受けた候補者から中立有識者の委員会により選考されました。

NIMSコンファレンスにおいて授与されるNIMS賞を物質・材料科学研究に従事される研究者が是非獲得したいと励むにふさわしい権威ある国際賞に育てていくため、賞としてNIMS由来の材料を用いて作製したメダルと共に副賞として任意団体「NIMSコンファレンスを支援する会」のご好意の賞金100万円を授与します。別添に2008年のNIMS賞の授賞者のお名前、業績を記します。