物質・材料研究機構と早稲田大学理工学術院が連係協定を締結
2008.12.10
独立行政法人物質・材料研究機構
学校法人早稲田大学
NIMSと早稲田大学は「早稲田大学理工学術院および独立行政法人物質・材料研究機構との連係協力に関する協定書」を締結した。
概要
- 独立行政法人物質・材料研究機構 (理事長 岸 輝雄、以下「NIMS」) と、学校法人早稲田大学 (総長 白井 克彦、以下「早稲田大学」) は、早稲田大学理工学術院における教育研究活動の一層の充実を図るとともに、NIMSにおける研究活動を推進し、その成果の普及を促進することによって、わが国における学術および科学技術の発展に寄与するため、「早稲田大学理工学術院および独立行政法人物質・材料研究機構との連係協力に関する協定書」を締結しました。
- 本協定の締結にあたっては、早稲田大学のグローバルCOEを核として、NIMSの研究員を早稲田大学理工学術院の客員教授又は客員准教授として、早稲田大学の教員とペアを作り、博士課程大学院生の指導を通じた連係研究体制を作ります。
- 本連係においては、ニューセラミックス、無機材料、半導体、生体材料、高分子材料、金属結晶系の分野において協力関係を築き、NIMSの研究員は、博士論文審査の主査となる早稲田大学の客員教授として、NIMS内において学生に対し、研究教育活動を行ないます。学生の教育においては、NIMSで保有する世界最先端の装置や世界トップレベル研究拠点「国際ナノアーキテクトニクス研究拠点」の国際的研究環境を活用し、早稲田大学のグローバルCOEの環境の下で国内最高水準の研究・教育環境を学生に対し提供します。
- このような取り組みにより、学生は、世界に開かれた一流の研究者の集う国内最高水準の環境で研究活動に打ち込み、高度な実践的教育を受けることができます。
なお、本協定における学生受け入れは、平成21年4月を予定しております。