NIMS潮田フェローが国際純粋・応用物理学連合会長に就任 !

2008.10.09


独立行政法人物質・材料研究機構

NIMSの潮田 資勝 フェロー (日本学術会議連係会員) が、国際純粋・応用物理学連合 (IUPAP) 会長に就任することとなりました。

  1. 独立行政法人物質・材料研究機構 (理事長 : 岸 輝雄) 潮田 資勝 (うしおだ すけかつ) フェロー (日本学術会議連係会員) が、国際純粋・応用物理学連合 (以下、IUPAP) 会長に就任することとなりました。1922年にIUPAPが設立されて以来、日本人が会長に選出されたのは2人目であり、任期は2008 年10月から2011年9月を予定しています。 平成20年10月13日から17日まで開催される第26回IUPAP総会 (於 物質・材料研究機構千現地区) において、承認される予定です。
  2. IUPAPとは、物理学会の世界では国連のような役割を持つ団体であり、その発言や活動を通じて物理学界に大きな影響力を持つ世界の物理学会の連合体です。主に、物理学における国際協力の推進、物理学分野の国際会議の開催・後援、物理定数に関する国際合意の形成、科学者の自由な交流の促進、物理学研究と教育の促進を目的として、現在、48の国と地域が加盟しています。
    日本は、1922年に設立と同時にIUPAPに加盟し、現在は日本学術会議が日本の代表機関となっています。
  3. なお、IUPAP第26回総会は下記のとおり開催されます。本総会において、潮田資勝フェローのIUPAP会長就任が承認される他、国際的な物理学の研究支援や国際協力の推進等、重要な活動方針などの議論が行われます。
    開催日時 :
    2008年10月13日 (月・祝) ~17日 (金)
    場所 :
    物質・材料研究機構 千現地区 (茨城県つくば市)
    主催 :
    国際純粋・応用物理学連合 (IUPAP) 本部 (米国)
    共催 :
    日本学術会議、日本物理学会、応用物理学会
    後援 :
    物質・材料研究機構、高エネルギー加速器研究機構、産業技術総合研究所、筑波大学、三菱財団 他
  4. 本総会の詳細につきましては、下記のURLもご参照ください。なお本総会は、非公開となっておりますので、ご了承ください。