つくばイノベーションアリーナ ナノテクノロジー拠点 (TIA-nano) 第Ⅰ期中期計画 (2010年度~2014年度) の策定について

先端ものづくり国家としてのわが国の繁栄と世界的な課題解決に貢献するナノテクノロジー拠点の形成

2011.02.18


つくばイノベーションアリーナナノテクノロジー拠点運営最高会議

つくばイノベーションアリーナ ナノテクノロジー拠点 (TIA-nano) 運営最高会議は、2月18日、2010年度から2014年度までの5年間 (第Ⅰ期) における中期計画を取りまとめた。

概要

  1. つくばイノベーションアリーナ ナノテクノロジー拠点 (以下、TIA-nanoと記す) 運営最高会議は、2月18日、2010年度から2014年度までの5年間 (第Ⅰ期) における中期計画を取りまとめた。
  2. TIA-nanoは世界水準の先端ナノテク研究設備・人材が集積するつくばにおいて、内閣府、文部科学省及び経済産業省からの支援を得て、 (独) 産業技術総合研究所、 (独) 物質・材料研究機構、及び筑波大学が中核となり、産業界が加わって、世界的なナノテクノロジー研究・教育拠点構築を目指すものであり、2009年6月に中核機関の代表者等による共同宣言が行われている。
  3. TIA-nanoは、2010年6月に閣議決定された『新成長戦略~「元気な日本」復活のシナリオ~』においても「21世紀の日本の復活に向けた21の国家戦略プロジェクト」の一つの中に位置付けられており、今後ナノテクノロジーにかかる研究開発・人材育成活動を軸に、我が国のみならず世界的なイノベーションエンジンとなることが期待されている。
  4. 本中期計画は、第1章 (TIA-nanoの理念~Vision) 、第2章 (TIA-nanoの目標~Mission) 、第3章 (戦略~Strategy) 、及び第4章 (経営~Management) の全4章で構成され、2014年度までにTIA-nanoが目指す公的研究・教育機関をプラットフォームとしたグローバル産学官連携拠点の具体像を示すと共に、その実現に向けた具体的なアクションプランを示している。
  5. 今後は本中期計画を軸とし、組織を超えて世界最先端イノベーション拠点構築に向けた取り組みを推進すると共に、先端ものづくり国家としてのわが国の繁栄と世界的な課題解決への貢献を目指す。
  6. 本中期計画は、2011年2月21日からTIA-nanoホームページ (http://tia-nano.jp) にて公開を予定している。