セシウム吸蔵・安定閉じ込め材料の開発に成功

2011.05.18


独立行政法人物質・材料研究機構

NIMSは、セシウムを高濃度に吸蔵し、長期間にわたって安定に閉じ込めることができる新しい材料を開発した。

概要

独立行政法人物質・材料研究機構 (理事長 : 潮田 資勝) 環境再生材料ユニットの阿部 英樹 主幹研究員の研究チームは、セシウムを高濃度に吸蔵し、長期間にわたって安定に閉じ込めることができる新しい材料を開発した。本材料は、放射性セシウム同位体の処理技術の進歩に貢献することが期待される。

「プレス資料中の図2:チタン酸固化体からのセシウム溶出率」の画像

プレス資料中の図2:チタン酸固化体からのセシウム溶出率